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その「ちょっとしたズレ」を、小さくしたい。

その「ちょっとしたズレ」を、小さくしたい。

採用をしていると、よく考えることがあります。

「どうしたら、長く働いてもらえるんだろう」

給与なのか。
休日なのか。
人間関係なのか。
働きやすさなのか。

もちろん、会社が整えなければならないことはたくさんあります。

でも、それだけなのかな、と私は思います。

働く側にも、一度立ち止まって考えてほしいことがあります。

「なぜ、この会社で働くのか」

そして、

「3年後、5年後、自分はどうなっていたいのか」

会社にも考えていることがある。
働く人にも考えていることがある。

最初からピッタリ同じ、ということはたぶんありません。

だったら、その「ちょっとしたズレ」を、入社する前から少しずつ小さくしていけばいい。

最近、そんなふうに考えています。

だから私たちは、「お仕事のぞき見会」をやっています。

仕事内容も、職場の雰囲気も、気になっていることも、入社する前にできるだけ見てもらう。

こちらから一方的に会社を説明するだけではなく、働く人にも、私たちのことをしっかり見てもらいたい。

合うところも、合わないところも含めてです。

そして、採用で私が見ていることは、実はそれほど特別なことではありません。

時間を守れるのか。
挨拶ができるのか。
靴を揃えられるのか。
人の話をきちんと聴けるのか。

経験や技術は、もちろん大切です。

でも私は、経験年数だけでその人を見ることはありません。

医療や介護は、人と人が向き合う仕事です。

だからこそ、こうした「当たり前のことを、当たり前にできること」を大切にしています。

そして、もう一つ。

在宅ケアの仕事には、いつも明確な答えがあるわけではありません。

ご本人の思い。
ご家族の思い。
その人の生活。
医療や介護。

一人ひとり違います。

だから、「これが正解です」と簡単に答えを出せないこともあります。

分からないときは、分からなくていい。

迷ったときには、一人で抱え込まなくていい。

一緒に悩んで、一緒に考えていきましょう。

私は、定着というのは「長く働いてください」とお願いしてつくるものではないと思っています。

会社も働く人も、お互いを知る。
お互いのこれからを考える。

そして、その間にある「ちょっとしたズレ」を、一つずつ小さくしていく。

そうすれば、結果として、

「ここで長く働きたい」

につながっていくんじゃないか。

私は、そんな会社でありたいと思っています。

株式会社ライフタイムメディ
代表取締役 金子 正樹