
理学療法士
不安を自信に変える訪問リハ
Fさん

これまでのキャリア
もともと学生の頃から訪問リハビリに興味があったのですが、まずは病院でしっかりと経験を積んでから在宅の分野へ進もうと考えていました。
大学卒業後、大学病院で3年間勤務し、「そろそろ行けるかな」と思い切って飛び込みました。私が転職した当時は、まだ在宅へ進む同級生は少なかったのですが、最近は家庭との両立や待遇面なども含めて、訪問リハビリを選ぶ理学療法士が増えてきている印象を受けます。

グリーンメディ訪問看護ステーションに入職したきっかけ
転職活動では求人サイトを使い、ステーションのカラーを見極めるために3、4社ほど比較検討しました。独立起業を目指すような職場や、とにかく訪問件数を重視する職場などさまざまな事業所がある中で、私が求めていたのは「チームで支え合い、フォローし合える環境」でした。
グリーンメディ訪問看護ステーションは毎月お仕事説明会があり、そこで職場の雰囲気を具体的にイメージできたことが大きかったです。当時の私は訪問リハビリ未経験でしたので、いざ一人で訪問に出た際に「自分のやっていることが本当に合っているのか」と不安になったとき、すぐに相談して判断を仰げるフォローアップ体制が整っていたことが一番の決め手になりました。

訪問看護ステーションで理学療法士として働く面白さ
訪問看護・リハビリを利用される方は、何かしらのハンディキャップを抱え、「本当はやりたいけれどできない」という不安が強い状態からスタートすることが多いです。
しかし、私たちが介入することで少しずつできることが増えていくと、ご本人から「ちょっとこれをやってみたいな」という前向きな目標が出てくる瞬間があります。そうした意欲を引き出せたときは非常に面白さを感じますし、「もっと良くしていきたい」という自分自身のモチベーションにも大きくつながっています。
最近一番グッときたのは、昔「太極拳」をやっていた方のエピソードです。最初は「もう太極拳なんてできない」と諦めていらっしゃったのですが、リハビリを続けて肩回りの動きが良くなってきた頃に、「ちょっとまたやってみたいな」とポロッとこぼしてくださったんです。後ろ向きだった気持ちが前向きに変化した瞬間に立ち会えたことは、大きなやりがいでした。

在宅領域ならではの難しさ
一方で、在宅ならではの難しさもあります。
病院とは違い、ご本人やご家族、ケアマネジャーさんなど関わる人が多く、全員の意見をまとめるのが難しい場面もあります。「もっとこうできたらいいのに」と葛藤することもありますが、ご家族の意向に合わせて柔軟に対応していくことも、この仕事の奥深さだと感じています。
また、入職当時も今も難しいと感じる点としては、連絡が必要な状態かどうかの見極めです。病院には基本的に医師や看護師、上司にすぐ確認できる環境だと思いますが、訪問時は一人で判断する必要があります。
自分の中で危険だなと思っても、自分の態度からご家族に伝わってしまうと動揺させてしまいますので、冷静さや、自律した判断は必要だと思います。自分の場合は、先輩を頼ったり、症例についてとにかく勉強したりしてトライ&エラーを重ね、少しずつ不安を自信に変えていけたかなと思います。

今後の目標
組織としては、メンバーがのびのびと働き、最大限のパフォーマンスを発揮できるような環境づくりをしていきたいです。やはり一人ひとりの力が発揮されるためには、それぞれがやりやすいと感じられる環境が大切だと思うからです。そのためにも、周囲の状況を感じ取り、忙しい中でも気軽に相談できるような気配りや空気感を作っていける存在でありたいです。
個人としての目標は、リスク管理の能力をさらに高めることです。先ほど話がでたように、病院と違い、在宅では一人で判断しなければならない場面が多くあります。生活を良くしたい一心でリハビリを頑張りすぎて転倒につながってはいけません。ニーズに合わせつつ、状態を維持・向上する技術を磨きながら、「少しでもおかしいな」と感じたらすぐに看護師さんに相談するなど、安全を見極める力をより一層つけていきたいと思っています。

入職を迷っている方へのメッセージ
未経験だからこそ、先入観なく新しいことを素直に吸収し、勉強しやすいメリットがあると思います。在宅分野に少しでも興味があるのなら、まずは思い切って飛び込んでみてください。実際にやってみて、自分に合うかどうかを判断するのでも決して遅くはありません。
グリーンメディ訪問看護ステーションには、未経験からでも自分なりのリハビリを見つけていける環境が整っています。もし興味を持っていただけたら、ぜひ一度見学に来てみてください。一緒に頑張りましょう!